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体温計を改造!
必ず微熱が出るように見せることができる!

イタズラ心で思いついたアイディア

水中カメラ外観
壊れた体温計を直そうとした時ふと思いました。
 「体温計ってたぶんサーモセンサーで熱に比例して抵抗値が変わってそれを表示しているだけだから改造すれば表示をコントロールできるんじゃないか?」
 今回は直すんじゃなくて、改造することにしました。目的は「必ず微熱が出る体温計」です

とりあえず分解

体温計の分解
分解してみると基板が出てきましたがこの辺は見たところで何がどうなっているかは全くわかりません。
 しかし、先の方をみるとなにやら怪しい線が伸びていました。分解した時にちぎれてしましましたが、最初は先の金属部分に入っていました。

先端の金属部分に何かある・・

先の方に何かある
体温計の先の部分の中をのぞくと、何か内側の裏側になにやらくっついていました。

サーミスタ見つけました

基板の裏
中の物体を取り除くと出てきました。サーミスタです。
この部品が温度に比例して抵抗値を上げ下げして、それを読み取って表示器に表示させるのが体温計の仕組みです。
今回はこの仕組みをいじります。

サーミスタの繋がっている場所

基板の裏
写真はサーミスタが繋がっていた場所です。ここの部分の抵抗値を読み取っているわけですから、 サーミスタが微熱くらいの温度の時の抵抗値と同じ抵抗を繋げておけばずっと微熱のまま表示されるのではないかと推測しました。

抵抗を繋げると予想通り

基板の裏
抵抗をつなげて計測してみると、予想通りでした。初めから抵抗値が固定されているので別に体温計を温めなくても、ある程度の温度が表示されました。

必ず微熱が出る体温計の完成

完成
ちょうどいい微熱が出るように何回か抵抗値を調整しましたが、今回は58kΩすると、大体37.5℃くらいになるようになりました。
使いようによっては悪質な使い方もできると思うので、使うのはイタズラ程度にとどめてください。