今回は人気のゲーム機「ニンテンドースイッチ」のコントローラー「Joy-Con」のスティックが壊れたから見てほしいとの依頼が来たので、見ることにしました。

　私は依頼を受けるのは、直そうとして悪化して取り返しがつかなくなっていいってものばかり受けていましたが、今回はそうもいかない物なので、プレッシャーを感じました。ジョイコンは二つ合わせて７〜８千円するものなので、慎重に分解しました。

　私は今まで、色々な物を分解してきましたが、このジョイコンは比較的分解しやすいように作られているという印象を受けました。
　大抵の電化製品は、ネジじゃなくて、ツメで組み合わせていたり、ネジをシールなどで隠して見えないようにしていたり、最悪なのは、そもそも分解できるように出来ていない物もありました。
　このジョイコンは分解には精密ドライバーが必要でしたが、簡単に基板までたどり着くことができました。

　スティックの中の分解は中々難しい構造でした。
　また組み合わせがツメだったので、固くて中々外れませんでした。
　慎重にやってはいましたが、ツメを折ってしまいました・・

　大事に使っていたニンテンドースイッチだったと思うので申し訳ない気持ちでした。
　組み合わせた時に強度的には問題はありませんでしたが、もっとレベルを上げないとダメですね。

　分解する自信がない方は部品を注文して交換する方法もいいと思います。
　Amazonで500円以下で売っていたので、安いと思います。
　スティックまでの分解は簡単なので、難易度も低くなると思います。

　スティックの中を見ると基盤が汚れていました。
　原因はこれでした。

　黒い部分が可変抵抗器になっているので、スティックの操作でスライドする接点の位置でスティックの動きを信号で送る仕組みだったのですね。
　依頼を引き受ける時は、難しくて分解してもたぶんわからないと思いましたが、今回構造が理解できていい経験になりました。
　直して感謝されましたが私としても経験をさせてくれて感謝ですね。

　絶対無理だと思いましたが、やってみればできるもんですね。
　私にとっても自信になった挑戦でした。

　今回も楽しかったです！

　youtubuを作成しましたので、ぜひこちらもご覧ください
　修理の一部始終を撮影しております
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