インパクトドライバーを使用して作業していた時、ものすごい固いものをドリルとして使って穴を開けようとしていたんですが、インパクトにとっては高負荷だったんでしょう。煙を吹いて動かなくなってしまいました。
　最近電気回路に興味を持ち始め、色々な物を分解して直す事にハマっていたのでこのインパクトももしかしたら直せるんではないかと思いました。

　分解してみたところ基盤のところが思いっきり焼け焦げていました。四角くて黒い部品があったんですがこれはもう溶けている状態でした

　この部品調べてみると、どうやら整流ブリッジだということがわかりました。ダイオードを四つ使って、交流回路を直流に変えてあげる。部品ですね。
　コンセントを使っているから、モーターも交流モーターで動いているものだと思っていましたが、インパクトは直流モーターで動いているんですね・・　勉強になりました
　とりあえずモーターは、壊れているようには見えなかったのでこの部品だけ交換してみようと思います

　はんだごてとはんだ吸い取り器を使ってプリント基板から部品を外していきます。
　初めて使った時は、はんだ吸い取り器は全然使い物にならないなと、思いましたが、正しい使い方を調べて使用したらめちゃくちゃ便利です。

外れた整流ブリッジです。裏を見てみたらめちゃくちゃ焦げてました

　作業している途中で気がついたんですが、コンセントをつなぎながら作業をしている事に気づきました。
　基盤の中には交流１００Vが流れていたはずなので、電位差のある部分を触って感電しなくてほんと良かったと思います。
　これからは気を付けるようにします

　新しい部品を購入して接続してみました。
　とりあえず動くかどうかを点検したいので新しい整流ブリッジとプリント基板をワニ口クリップで接続しました

　接続し終わったので、いざ、スイッチを押して動かそうとしたその時です。
　なんと、プリント基板から発火してしまいました。回路は間違っていなかったと思うのですが、自分の推測ですが、モーターが動ける状態じゃなかったから、モーターがただのコイルになって大電流が流れたのかなと思いました。（モーター自体の抵抗は、数Ωだったので）
　それか単なるどこかワニ口クリップがショートしていたか・・
　夜も遅かったので、もう寝る事にします。

　翌朝、もう一度挑戦してみました。
　回路をよく確認して、見たんですがやっぱり間違ってないと思ったので、もう一度同じ方法で接続して、今度はモーターを押さえながらスイッチを入れてみました。

　すると今度は見事動きました！

　はんだづけしているところです。
　これまで何度かはんだづけして、何かしら作ったことはあるんですが、はんだづけが一向にうまくならないです。
　はんだづけ記事とか、Youtubuとか見て色々勉強しているですが、全く上達しないです

　はんだ付けも終わったので、組み立てます。
　あと少しなんですが、この作業が私は結構嫌いです。配線を上手くまとめないと、ハマらないんですよね。
　この作業に時間がかかることが結構あったんですが、今回も結構時間かかりました。
　せっかく直したから無理矢理ハメるわけにもいかないし・・
　どこが干渉してるかよく観察して、ようやくはまりました。
　スイッチも異状なく作動しているので無事完成です