壊れた体温計を改造
今回は体温計を改造することに挑戦しました。体温計は二つ持っていたので、ただ直してもそこまで役に立たないと感じていたので、今回はやってみたい事を前から考えていたので、それをやってみようと思います。
作ってみたかったのは「必ず微熱が出る体温計」です。
体温計の仕組み
体温計の仕組みはおそらくサーミスタで抵抗を計測して、その抵抗値を表示機に表示させていると推測していましたが、ドンピシャ推測していた通りでした。
写真に乗せている部分がサーミスタがついていて、体温を表示させる仕組みでした
写真に乗せている部分がサーミスタがついていて、体温を表示させる仕組みでした
検温部分を分解して、中身を取り出すと、こんなものが入っていました。
これがサーミスタです。この部品が、抵抗をコンピュータが読み取って、体温を表示させています。
今回はこの仕組みをいじって体温計を改造しようと思います
これがサーミスタです。この部品が、抵抗をコンピュータが読み取って、体温を表示させています。
今回はこの仕組みをいじって体温計を改造しようと思います
改造の仕掛け
改造の仕掛けはこれです。これは電子部品のなかでしょっちゅう使う基本の部品の抵抗です。
先ほど説明したように、体温計はサーミスタの抵抗値を読み取って表示させているので、その抵抗値をこの抵抗で読み込ませます
抵抗値は58kΩぐらいです。この抵抗値は、体温計が大体37.5℃を表示させている時の抵抗値に合わせてこの数字になりました。
先ほど説明したように、体温計はサーミスタの抵抗値を読み取って表示させているので、その抵抗値をこの抵抗で読み込ませます
抵抗値は58kΩぐらいです。この抵抗値は、体温計が大体37.5℃を表示させている時の抵抗値に合わせてこの数字になりました。
サーミスタを基板から外して、代わりに抵抗を接続しました。
これで体温計はサーミスタが37.5℃くらいになっているものだと勘違いします。
実際は検温部を加熱しようが、冷やそうが必ず37.5度を表示させます。
中に入っているのはサーミスタではないので、温度なんて関係ないですよね。
実験をしたところ、想像していた通り、表示機は、最初から最後まで37.5度を表示させたまま、計測が終了しました。
ここまでうまくいくとは思わなかったです。
しかし、問題もありました。この体温計は新しいのか「わきピタセンサー」という便利な機能がついていて、わきにあてていないと計測を完了してくれないという機能がありました。
この仕組みが私のレベルじゃわからなくて、計測が成功したり失敗したりして安定して成功するような物にすることができませんでした。
本当に成功したものを作りたければ古そうな体温計を改造したほうがいいと思います
仮病用の道具として面白いと思って作りましたが、これは体温計が改造されているという事を知られていない限りバレる事はないと思います。